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Qちゃん先生の子育てのヒント

12色ではダメな理由

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12色ではダメな理由


子どものセンスは夕焼けが作る」は出合うべくして出合った本なのかも
しれません。
十二色しか選べなかったら、その子の色の世界も十二色になってしまう
美的センス、色彩センスは家庭環境がものをいうのです。
娘の12色入りのクーピーを目の前に、つくづく考えさせられた話でした。





りんごは赤、はっぱは緑、柿はオレンジ、水はみずいろ。
本当にそうかな?
絵の具なら自由に混ぜて色を作り出すことはできますが、
クレパスや色えんぴつやペンはそれができません。
目に入る色しか選べないのです。


しかし、色は無限です。
50色でも100色でも足りません。
選べる色が12色しかないなんて、とんでもない話です。
実は、「子どものセンスは夕焼けが作る」を読む前に、
同じ著者が書いた本 「りんごは赤じゃない」を読んでおりました。





この本も、本当に本当に素晴らしいのです!!
ある中学校のカリスマ美術教師のドキュメンタリーなのですが、
絵を描くってどういうことか、目からウロコどころではありませんでした。
(ぜひお読みください!)
その十二色の件は、著者がこの教師から教わったことだったのです。


そんなこともあり、わが家の子どもたちが普段好んで使っている
水性ペンも、こんな色数でいいのかな、と思うようになりました。
そこで、気になっていた水性ペン50色セット
びっくりするくらい安い値段だったので、思い切って購入してみました。
ドイツの老舗ファーバー・カステル社の商品だったことも決め手です。

 


やはり50色だけのことはあり、あお、き、みどり、ちゃいろの
バリエーションが豊富です。
外見の色と発色の違いは、まずまず。
ただし、アレッ!?と思ったのが2、3色ありました。
珍しい形のキャップですが、これは誤飲を防ぐ目的だそうです。


子どもたちは大喜びでお絵かきを始めました。




左の娘(当時年長)の絵は、めずらしく食べ物の絵。
いつも女の子ばっかり描いているのに、50色を目の前に、
急に絵心を刺激されたのでしょうか。(きっとそうかも!)
いろんな色を、うれしそうに選びながら描いていました。


さすが?女の子ですね。
脳の性差は、描画においても、うちの場合顕著です。
一般的に、女の子は暖色系を好み、色の種類は豊富。
男の子は、寒色系を好み、色数は少ないと言われています。


息子(小2)といえば、相変わらずスポンジボブ。
これ専門~。
男の子らしく、画用紙の中でも非常に「活発」です。
ジッとしていないのですね~。
「とぶぞ!!」って、アンタ。(涙)




水性ペン50色セットは、すごく良いお買い物だったのですが、
封を開けて試し描きをすると、50本中、2本のインクがほとんど出ない状態。
ショップに交換を依頼すると、非常に丁寧・迅速に対応してもらえました。
現在替わりのペンを手配中です。
チェックはしっかりしておくものですね。
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